なぜお見合いの時に領収書をもらってはいけないのか
とても知的でピュアな性格の若くて可愛いA子さん。
ある日こんな質問をしてきた。
「この前のデートの時、彼が領収書を貰っていて、ちょっと不思議だったんですがどういうことでしょうか?」
違和感は拭えなかったよう。
果たして目の前で領収書を受け取るところを見ても良いものか席を外すべきか。
テーブルチェックだったので、トイレにでも行かない限りは嫌でも目の前で行われるお会計。
ちょっと昔には、もう少し大人のとても美人のB子さんが言っていた。
「お見合いのお茶代の支払いで領収書を貰っていて、ありえませんでした!」
それ以外にも思うところは多々あったようですが、どうもお断りの理由の一つは領収書のよう。
勿論、お見合いのお茶代は経費では落とせません。
厳密に言えば、です。
なんとか滑り込ませることは可能でしょうが。
女性は男性より正義感が強いから、不正は許せないと感じる本能的な部分があると思う。
もしかすると、将来の夫になるかもしれない人がこんなセコイ不正をする人であって欲しくない、と。
でも、それだけではない大きな理由、それを考えて見た。
相変わらず繰り返される割り勘についてのご相談
昔から繰り返しあるご相談に、男性から割り勘にされた、という女性側の不満。
女性がお会計の時にお財布を出したり、おいくらですか?と聞くのはほとんどの場合は社交辞令だ。
どうしても貸し借りを作りたくない相手でもない限り、自分にお金を使ってくれるかどうかは男性を見極める大きなバロメーター。
だから、社交辞令とも気づかずにいくら出してね、という男性を目の当たりにすると、もう会わなくてもいいかな〜と思ったりする。
先程の領収書の違和感に話を戻すと、多分女性はこう感じている。
「なんだ、身銭を切らないんだ。私はこの人に取って身銭をきる程の価値もないと思われているんだ」
なぜなら、女性は男性が自分にどれだけ時間を、お金を、頭を使って楽しませてくれるかを期待して待っているから。
女性は尽くされて初めてお相手を結婚相手として土俵に上げるのだけれど、その前に退場になってしまう男性がいかに多いことか。
昔の男性は女に決して支払いをさせないことを美学にしていたと思う。
例え実は苦しくても、虚勢を張って女性に良い格好をする。
今の若い女性たちの父親の世代もそうだったから、彼女たちは母親からそういう父親の話を聞いている。
なんだかんだ言っても、父親が理想である女性は多いので世代は違えども比べてしまう。
片や、男性は女性化しているので女性と同じように考える人が増えている。
何が同じかと言うと、自分の食べた分くらい払うのは人として当たり前で、ちゃんと自分で払うかどうか確かめよう。
そして、そのテストにクリアしたら将来のパートナーとして候補にしよう。
あるいは、それすらも考えず割り勘が当たり前のことと思っている男性もいる。
恋人ではなくお友達感覚な交際しかして来なかったような感じ。
なんでも目的を達成するには先行投資がいるということは頭にないようで、お金は出さないけれど自分になびいて欲しいと思っている。
成婚カップルの殆どが割り勘カップルではないという現実
毎月たくさんのカップルがご成婚という、誰しも憧れるゴールを達成し、晴れ晴れと婚活を終了する。その殆どが割り勘派ではないという現実を知って欲しいと思う。
余程、男性並みに高年収でない限り、いえ高年収の女性であっても、やはり結婚するパートナーには男らしいところを見せて欲しいと女性は思っている。
何が男らしさかと言えば、今の時代は腕力ではなく(何かことが起これば腕力も必要だけれど、今の時代はなかなかその機会は少ない)女性を守る気持ち=お金、という部分は大きい。
勿論、お金があるだけで結婚できる女性は殆どいないので、相性やお人柄は最低限必要なものとして土台にあった上でのことだけれど。
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