アラフォーの婚活が失敗しやすい6つの原因
目次
アラフォー婚活まだ間に合います!問題点とその対策
アラフォーの女性と言っても、婚活する方の意識は人それぞれ様々です。
特に都会に住まいや職場がある方はその他の方と比べて、まだ結婚も子供を産むことも
余裕だと感じている方が多い印象です。
周りにそういう方がたくさんいるから、ですね。
一方、すでに婚活するには遅いと少し絶望的に感じている方がいらして、
本当に人の感じ方は違うものだと思います。
結婚相談所のカウンセラーとして、いつも婚活している方々に接し、結婚が決まって行く過程を
身近に見ている立場の人間としては、そのどちらも極端すぎるように感じています。
正しい知識を持ち、正しい場所で、正しい方法で、正しい情報を元に婚活をすれば成功する確率は高くなると言えます。
アラフォーの婚活と言っても、パターンがアラサーの婚活と大きく違うわけでもありません。
パーティーに参加して出会いを探したり、婚活ブログをチェックすることは婚活に興味のある方には
もはや常識です。
頭が良くて若々しくて稼げるアラフォー女性は、子供時代から中高生頃までの間バブルを経験しており、
贅沢に憧れと親しみを感じていますし、高収入の男性を結婚相手として求めるのも頷ける話です。
アラフォー女性の婚活に限って、真実に出来るだけ近い問題点をお伝えしアドバイスさせて頂くことで、
お一人でも幸せなご結婚に繋がる方法を見つけて頂くヒントになればと思います。
個々の方々を見ればご事情は様々ですから一括りには出来ないとは思いますが、
それでも多くの方に共通する婚活に関する問題点を明らかにして行きたいと思います。
アラフォー女性の婚活の問題点
プライドの高い人が多くなる
アラサー女性より長く生きて来て、それなりに恋愛経験を重ね若い頃の恋愛の成功体験を
たくさん引き出しにしまっていますから、
恋愛に対して少なからず自信を持っている部分があるかも知れません。
今まで結婚が出来なかったのは自分が結婚に本気になれなかっただけで、私がその気になれば昔のように
多くの男性からの求愛が受けられると思っている場合、婚活の世界に足を踏み入れることは
少し辛いことかも知れません。
加えて対象に求める条件は年を重ねる毎に高くなるようで、わざわざお金を掛けてまで婚活をするなら
高収入で高学歴の年齢の近い相手が良いのは誰しも願うことですが、アラサー女性よりも相手に求める条件が
厳しいことが特徴です。
こだわりが多くなって来る年代でもありますから、ある意味当たり前のことかも知れませんね。
若い時に結婚した友人の失敗した結婚生活を見聞きして、同じ轍を踏まないよう余計に求める
理想が高くなる場合もあるかも知れません。
また、プライドと不安は表裏一体ですから、プライドが満たされない時
落ち込みも深くなるはずです。
相手の年齢(若さ)にこだわる人が多くなる
これは男女双方に言えることですが、自分に若さが溢れている20代女性は意外にご自分の年齢+15才でも素敵な方ならOK
と言う方がいらっしゃるのですが、アラフォーで+15才となると、相手が結婚するには躊躇する年齢となってしまいます。
病気の心配がまず有り、次には定年なども見えてきますから経済的な不安も考えます。
また生物学的にも感覚的にも、結婚相手に若さを求めるのは世の常と言うことだといつも感じます。
若さに魅力を感じるのは、実は男性側だけではないのです。
結婚とは長い道のりを共に歩むことですから、誰しも健康で、より若い相手が安心と思うのは当然です。
ただし、若さ+高収入+高学歴+安定した仕事を持ったエリート男性が条件となると、アラフォー女性は断然不利です。
なぜなら人間的魅力を先に知って好きになる自然な出会い方と違い、結婚相談所の婚活の場合は、
まずはプロフィール上の条件から入るからです。
よって、同世代のエリート男性とお見合いが出来る可能性はかなり低いと思って間違い無いのです。
(ところが、意外と同世代のご成婚が決まることに驚きます。きっと数少ない出会いの中から大切に
育てて行くのだと思います)
アラサー女性と同じフィールドで戦うことは絶対的に不利になります。
なぜなら多くの男性を結婚に向かわせる動機は子供を持ちたいという願望だから、です。
女性の35才からは高齢出産と呼ばれ、母子双方にリスクが高くなることは広く知られています。
出産に対する感覚は、一番男女間で感覚が異なる難しい部分かもしれません。
子供を産みたいアラフォー女性は、まだ十分自分は子供が産める、今がラストチャンスと思っており、
子供を持ちたいと希望する男性と結婚したいと願います。
片や子供が欲しい男性は、30代前半までの高齢出産前の女性を結婚相手としてのターゲットにする場合が多いのです。
人を見抜く目が出来て来る
様々な経験を積んで来たアラフォー女性は、人を見抜く目も肥えて来ます。
それは人に騙されない教養という当然身に付けるべきものですし良いことなのですが、
裏を返せば自己の経験した範疇の思い込みで人を判断すると言うことでもあります。
柔軟性という観点からすると、もう少し内面も見てから判断しては、と思うところも、
お見合いの一回でこの人とは合わないと判断してしまうことが多くなります。
一度のお見合いでお断りすることが多くなると、交際し相手の内面を知るという経験が積めずに、
外見や上部の印象だけで人を判断する習慣が出来てしまい、
ひたすらお見合いだけを繰り返す悪循環に陥ってしまう可能性が高くなります。
相手から、この人はこういう人という先入観を持たれることはとても嫌なことだと思います。
反対もまた然りですね。
諦めが早い人が多くなる
アラサー女性と違い、意外にも諦めが早いのもアラフォー女性の特徴です。
期待値を上げ過ぎて婚活を始めると理想と現実との落差に驚き、落ち込みが激しく辛くなるのかも知れません。
また、男性に対する判断が早いことと同様で、自分の婚活市場の価値を低く見積もると見切りも早くなるのでしょうか。
婚活が厳しいのはアラサー女性でも同様なのですが、なんだかんだ言ってもお見合いが組めるアラサー女性と違い、
最初の黄金期の1ヶ月を過ぎ先方からのお申し込みも少なくなって、こちらがお申し込みをしても相手からお断りが続き、
お見合いが組めないとなると何もかも年齢のせいにして逃げたくなってしまいますね。
お見合いが成立しなければ絶対に結婚には進めませんので、無駄なことをしている気持ちになってしまうようです。
男性の外見にこだわる方が多くなる
意外や意外、アラサー女性よりむしろアラフォー女性の方が相手の外見にこだわる方が多いように感じます。
それは、アラフォー女性は必然的に対象年齢が高くなりますから、
ある程度年を経ても素敵でいる男性が少ないことが一因だと思います。
女性が一番気にする清潔感が失われ、同世代であれば、女性よりも男性側に年齢を外見に
感じさせる割合が多いのも確かだと思うのです。
外見が若々しく素敵であることは、従来男性が女性に求めて来たことなのですが、
回り回って女性が男性に対して同様に厳しくなるのは少し皮肉なことだと思います。
男性に求める基準が高くなる
女性が40才前後まで未婚でいる場合、仕事に精を出しそれなりの地位を確立していることも多いため、
仕事の場では男性に似た感覚で過ごす時間が多くなります。
男女というより友人か同士のような感覚になってしまいそうです。
また、アラフォー世代は日本の好景気(バブル)の時期を子供時代に味わったため、自分がそうだったように
旦那様が主に稼ぐ豊かな家庭が理想であり、金銭的に苦労するような結婚はしたくない気持ちが強くあります。
故に女性が男性側に求める基準が高く、加えて女性が高年収ですと、
男女共に恋愛感情より先にライバルとして意識してしまい、恋愛がしにくくなっている傾向がありそうです。
一般的には男女間の賃金格差は日本ではまだまだ大きい
(2017年に世界国際フォーラムが発表したジェンダー・ギャップ指数〝男女格差を測る指数〟では、
144カ国中111位とのこと)のですが、弊社会員様のように高年収女性でも、仕事上は対等を希望するも、
プライベートでは金銭的に守られたいと思っている人の割合がとても高いのです。
なぜなら、出産を希望する女性は出産から数ヶ月〜数年は仕事に戻ることは出来ず、
また職場復帰しても以前のような仕事や収入が得られるとは限りません。
これが女性の管理職の少なさや、男女間の賃金格差を生んでいる一因なのですが、
その不安な気持ちは割り勘を希望する男性との結婚を躊躇するという現実が物語っているでしょう。
ちなみに、エリート男性に職場での出会いはないかとお聞きすると、
「ないです、女性として見ていません」「職場で恋愛はしません」とはっきりお答えになる方が多いことに、
だいぶん前から気づいています。
職場でのハラスメント教育が、一流企業ほど浸透してきていることも影響し、
より恋愛関係になりにくくなっているのではないかとも思います。
アラフォー女性が婚活に成功する方法
プライドを一度捨ててみる
格好良く婚活なんて出来ないと腹を括ってください。
今まで格好良く結婚が決まった女性は、毎月ご成婚者のたくさん出る当社でもほんの一握りです。
婚活は泥臭くて、感情が露わになり、気持ちが右往左往する自分に自分で呆れ、
抑えられない程感情の浮き沈みのある格好悪いものです。
ある時は、ずらり並んだ男性のプロフィール一覧を眺め、
まるでショッピングのようだと落ち込むこともあるでしょう。
しかし、そこで流した涙がどれだけあなたの成長に繋がるか分かりません。
たくさん悩み傷つくことで、日頃表面上の人間関係しか結べず傷つくことさえなかった
あなたの人生に深みがもたらされることでしょう。
大事なことは、傷ついた時に一人で悩まずにカウンセラーを頼るということです。
そういう時、多くの方が話を聞いて貰えて良かったと仰います。
話が聞けて良かった、ではないのです。
あなたの心から出る飾りのない本音の言葉が傷ついた心を癒します。
婚活で傷ついた心をずっと負の思いで引きずって後ろ向きなまま進むのか、
その度に癒しながら自分を成長させ糧とするかはあなた次第です。
努力して叶わないことは決してありません。
プライオリティをしっかり考える
若さは永遠のテーマです。結婚相手は若いに越したことはないでしょう。
それなら、相手の若さの代わりにあなたは何を諦めますか?物事には必ず代償が必要です。
何もかも欲しいというのは無い物ねだりの子供のようなもの。
年齢をプライオリティの最優先とするならば相手の年収は欲張らず二人で頑張って行けば良いのです。
良識ある態度は品の良さに繋がるのでしょう、自然にモテて来るようです。
もし、年齢にこだわらなければ思いっきり高収入の男性をターゲットにしても良いのです。
ただし、その場合も優しさと思いやりのある品の良い男性を選ぶことは必須条件です。
ただお金だけあれば幸せになれるというものはないからです。
少し長い目で相手を観察する
まずは結婚相手として向き合うのはなく、
一人の人間として向き合いお話しすることが良いかもしれません。
結婚の二文字が頭にあると、異性としての魅力の部分がクローズアップされ、
本来見るべきところが目に入らず無駄なお見合いを繰り返すことに終始してしまうかもしれません。
恋人探しならそれでも良いですが、ではなぜ今までの恋人と結婚しなかったんでしょうか。
多分結婚相手としては、お互いかどちらかが違っていたからだと思います。
結婚相手は恋人とは違います。
好きという感情が醒めても深い信頼関係が続く人でなければなりません。
尊敬の念や優しさ思いやり、人としての品格、同じ言葉が通じる、
一緒にいて心地良い、等様々ありますが自分で譲れない基準を決めると良いですね。
成功するまで諦めないと固く心に決める
婚活をやめても出会いがあるならやめてしまって良いのですが、
今の時代婚活をせずに結婚出来るアラフォー女性は一体どれくらいいるのでしょうか。
パーティー?友人の紹介?どちらも難しいのは経験済みかも知れません。
勿論、結婚相談所でさえ厳しいのも現実です。
自分は結婚には向かないと分かった、婚活をしてみてそれが理解出来ました、
と仰る方もおりますが、そのような理由なら致し方ありません。
しかしながら、結婚したい気持ちがあるなら積極的にお申し込みをして行くことをやめないことです。
素敵な方があなたを見つけてくれるチャンスも婚活から離れない限り必ずあります。
相手の外見がダメなら自分が魅力的に改造出来るか想像して見る
考えてみてください。
男性が完璧な外見ならモテないはずがありません。
結婚しても安心出来ないでしょうし、もしかすると女性のあなたより洋服代や靴代、
お洒落にお金を掛けているかもしれません。
結婚後は、あなたにお金を掛けてくれない可能性だってあります。
あなたの理想の結婚は、奥様であるあなたを自分よりも大切にしてくれるような
男気のある夫を持つことではないでしょうか。
それなら、そういう人を探してください。
相手の外見はあなたがどう磨けばあなた基準をクリア出来るのか、
それをまずは考えてみてください。
実際に最初は相手の服装のセンスが合わずに結婚することを躊躇していた女性が、
自分がその方のスタイリストになることで克服し、今はラブラブの仲良し夫婦になっています。
一番大事なことは中身の誠実さや人としての素敵さです。
あなたは女性、それをいつも意識してみましょう
仕事の場で女女していると周りから浮きますか?やりづらい部分がありますでしょうか。
きっと美しく女性らしい人がいると周りの雰囲気も明るくなり、気分が上がることと思います。
仕事の出来る女性は往往にして黒紺グレイという無彩色の洋服しか持っていません、と仰います。
気分の明るくなる華やかな色を纏わないことは勿体ないことです。
色が人に与える影響は大きいと言われていますね。
職場の男性から異性と見られることも悪いことではありません。
もしかすると職場恋愛のキッカケになるかも知れません。
あなたの女性の部分を押し殺す必要はないのでは、と思います。
日頃の女性らしさはお見合いにも絶対に役に立ちます。
職場で華やかな服装をすることが難しければ、せめて休日のお出掛けには思い切って女性らしい
フェミニンで明るい女らしい服を身に纏って見てください。
まとめ
アラフォー女性の心構えについて書いて参りましたが、少しでも参考になれば良いなと思います。
アラフォーは少し中途半端で、独り身の寂しさも仕事をしていれば紛れますし、
辛い現実に向き合うよりも仕事に逃げたくなってしまう気持ちも分からないでもありません。
しかし、ここが正念場。
今は充実している仕事もこのまま一生走り続けると、
この先今よりずっと辛い現実が待っているかもしれません。
仕事で疲れた心をどこで癒すのでしょう。
パートナー、家庭、子供、そんな自分の人生を充実させる場所があっても良いですね。
あなたはまだ十分に若いのです。
今逃げては一生後悔することになるかもしれません。
人生はバランスが大事です。
仕事だけ、家庭だけ、どちらに寄っても物足りない気がします。
あなたにとっての最高の人生とは何か、今欠けているものは何か、
それはどうしたら手に入るのか、
一度真剣に立ち止まって考えてみてください。
そしてもし活動を始めるなら、それなりの覚悟を持って取り組んで頂ければ嬉しい限りです。
覚悟がなく、片足を婚活に入れながら、片足は逃げ出せるように外に置く、
そんな気持ちでは絶対に結婚には繋がらないことを最後にお伝えしたいと思います。
参考文献 大沢真知子(2018)『21世紀の女性と仕事』左右社.
当社HPにお越しくださり有難うございます。婚活カウンセラーの松岡利恵子と申します。
高学歴高年収カップルのご成婚において当社は数多くの実績を誇っております。
オンラインカウンセリングにも対応しております。