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手を繋ぎながら散歩するカップル

婚活してこなかったアラフォー独身女性が見つけた結婚の小さな幸せ

華やかなウェディングドレスを着てお洒落な式場でお祝いされたい!という女性のあこがれであった結婚を誰しもが望んでいた時代もありましたが、今は結婚へのあこがれをあまり持たない人も増えてきました。

女性が様々なステージで活躍するようになり、「結婚」以外の選択肢が増え、また、結婚の優先順位が下がってきています。
そんな背景もあって結婚したくてもできない、ではなく、自らの意志で「結婚しない」と決める人もいます。
年齢を重ねるとともに結婚への意識も変わってきます。

周りの人の結婚や両親との離別、仕事のステータスなどの環境の変化によって自分自身の価値観も変わってきます。
アラフォーになってから結婚を意識するようになる人も出てきます。
アラフォーで初めて経験する婚活市場で、相手への条件が厳しくなかなか成婚に至れず、心が折れてしまったり疲れてしまってあきらめてしまう人も…
そんな中で、結婚というイベントの意味を見つめ直して、婚活に前向きになった方のお話を紹介します。

男性から受けた心の傷で恋愛に積極的になれなかった20代

ベンチに座りながら落ち込む女性

高校生の時は、部活が忙しかったのと友達とワイワイ遊んでいるのが楽しくて、誰かと付き合ったりというようなことはありませんでした。
色恋沙汰よりも友達と一緒にいる方が楽しかったからです。
大学に入学してからは、忙しかった部活もなくなり周りの友人たちも変化し、流れで参加したサークルのイベントで知り合った年上の男性とお付き合いするようになりました。

これまで彼氏彼女の関係になったことが無く、初めての彼氏に幸せいっぱいでした。
しかし、1年もたたないうちに彼氏の浮気が発覚しました。
少女漫画のような理想のお付き合いをしたいとお花畑全開だったことに加え絶対の信頼を置いていた彼氏に裏切られてしまい、しばらく食べ物も喉を通らなくなるくらい落ち込んでしまいました。

浮気などは昼ドラの中の話で、私には関係ないと思っていましたがいざ当事者になると堪えるものです。
初めての恋愛で、初めての裏切り。
恋愛に対してのきれいなイメージが損なわれてしまいました。

その後は一歩引いて男女間の中を見るようになりましたが、数年後私の過去の出来事を優しく包み込んで理解してくれる男性と出会い、惹かれていきました。
数回のデートの後、自分から告白し付き合うようになりました。
優しい彼は周りにも気配りの出来て誰にでも優しい人で、みんなから好かれる人気者、そんな人と付き合えて鼻も高かったですが、なんとなくそっけなくなってからは別れも早かったのです。
携帯の履歴に元カノの名前があり問い詰めたところよりを戻していたとのことでした。
お決まりの「俺よりいい人はすぐ見つかるから」と言われ破局。
それ以降、自分は恋愛よりも一人が良いと思うようになりました。

婚活がうまくいかない独身女性にありがちな「仕事が楽しい!」

カフェで勉強

就活は順調で、希望だった大手広告代理店に入社が決まりました。
仕事もやりがいがあり同僚や趣味の仲間と遊ぶことが何よりも楽しく、充実した日々を送っていました。
31歳の頃、取引先のデザイナーと付き合い3年たったころ、結婚に関して大きな出来事がありました、プロポーズされたのです。

彼には結婚後は地元で独立を考えており、足の悪い親との同居をしたいため専業主婦になって支えてほしい、と言われました。
私は仕事にやりがいも感じていたし、それなりの地位にもいたため辞めたくなかったので、話は平行線になりました。
お互いに主張は譲れず、何度も話し合いましたが結局歩み寄ることはできずお別れしました。

今回は過去にあった恋愛のトラウマも乗り越えてお付き合いに至った彼女でしたが、円満な別れだったとはいえ結婚はできませんでした。
アラサーになると、好きという感情だけでは結婚への動機にならず現実的な要因が様々あがってきます。
そもそも、相手と自分の価値観が大きく違うことは結婚への大きな障害になります。

また、男性が結婚後女性の望むものとしては、専業主婦になって家庭を守ってほしい、自分の両親と同居してほしい、家業を手伝ってほしい、など。
女性がこれまで築いてきたステータスが崩れてしまうことになります。
自分の地元の交友関係や、仕事で出来た人脈などから切り離され、職場での地位もなくなってしまう可能性が高くなります。

もともと過去にあった出来事などで「一人が向いている」「友達といる方が気を使わなくて楽しい」「仕事が楽しくてしょうがない」という思いが強かったので、結婚の選択を迫られた時にモチベーションが保てず、結婚に踏み切れないことが多いようです。
恋愛に積極的になれないと、意中の人がいても「今の関係が壊れるのが嫌だ」という理由から積極的になれない人もいます。

冒頭にも書きましたが、女性が活躍するステージが増えたことから一人でも生きていけるようになり結婚をしないという選択も選びやすくなっています。
また、様々な著書をはじめメディアでも盛んに「自分らしく生きる」「オンリーワン」という言葉が共感を呼びブームにもなりました。
彼女はその後40歳の時に結婚を意識したお付き合いをしましたが、再度別れててしまいました。
それからは「結婚はしない」と決めました。

40代になって結婚への意識が変わった

芝生で顔を合わせるカップル

それから43歳までは淡々と生きてきました。
仕事もある程度落ち着き、周りの友達も子供も手が離れ子育てもひと段落して会うことも多くなります。
その時感じたことが、老後への不安でした。

「お金」も「地位」も「趣味」も「友人」も楽しいことは全て揃っており生きることには問題ありませんでしたが、「家庭」がありませんでした。
独りなのです。
自分が仕事をリタイアしたとき、年月が立ち周りの友人も少なくなった時、そして死ぬとき。
隣に誰もいない寂しさがどっと襲ってきました。

それをキッカケに、結婚相談所に登録したり婚活パーティーに参加したりする中で、以前の自分にあった婚活へのネガティブなイメ—ジが薄れていました。
40過ぎで未婚の女性には婚活市場は厳しいものと聞いていましたが、これまでの仕事の地位や年収、処世術などで、あまり条件にこだわらずお見合いなどを複数こなせたくさんの出会いがありました。
結婚相談所で経営者や医者、弁護士などの40代50代の落ち着きがあるいわゆるハイスぺ男子とも出会いがあって、男性不信気味でしたが信用できるようにもなりました。

出会った方の多くは孤独死への焦りを感じていました。
私と同様に、老後隣に誰もいない孤独感で不安になり婚活をするようになったそうです。
結婚という大きなイベントに意識を取られがちですが、誰かと一緒に食事ができ、何気ない会話をしてくれる相手がいる安心感は今の私にとってはかけがえのないものです。

婚活のスタートは遅かったですが、結婚することの意味を見いだせて良かったと思います。日常の小さなことに幸せを見つけることができるというのは本当に幸せですね、と彼女はにっこり笑って言いました。

婚活してこなかったアラフォー独身女性が見つけた結婚の小さな幸せのまとめ

浜辺で手を繋いで歩くカップル

今回紹介した女性は、過去に男性との付き合いで「私は結婚に向いてない」と思い、結婚へは消極的でした。
しかし、自分の老後にスポットを当てた時に周りに誰もいなかったことから不安を感じ婚活のきっかけになりました。
これまでの人生経験で、どうしたら不安が解消されるかということを掘り下げた結果、隣に誰かいてほしいという結論に至りました。
それは結婚するという漠然としたゴールではなく、具体的な成果を設定したことで気持ちに余裕ができ婚活もうまくいきました。

やはりアラフォー世代になると、若い時とは違う悩みや求めるものが出てきます。
結婚することが幸せではなく、その先にある具体的なイメージをもって何かに幸せを見いだせると動き出せるモチベーションにもなります。
ご自分が今幸せと感じることは何でしょうか?
どうなったら幸せでしょうか?

アラフォーからの婚活はポイントがあります。
お互いの利害が一致すると、驚くほど早く結婚する方がいます。
自分の求めるものがはっきりしていれば、相手の方も自分の求めるものとのマッチングがしやすくなります。
セレブなスピード婚を目指すことも夢ではありません。

婚活はアラフォー、アラフィフになっても遅すぎることはありません。
男性も女性も老後の不安を抱えています。
愛する人と一緒になる、と言うのも結婚の一つの形ですが、余生を静かに安心して過ごすパートナーと寄り添うという形もあります。
あなたにぴったりの方と出会えることを願っています。
結婚というものを制限しないで、一緒になるということにフォーカスしてみましょう。

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