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椅子に座る男性

年収1000万円超でも婚活が上手く行かない人達…エリート独特の悩み

近年は、価値観が多様化し結婚を選択的にしない人も増えています。
また女性の社会進出が増え仕事に打ち込む人も多くなっています。

1985年の30代前半(30歳から34歳)の未婚率は男性28.2%・女性10.4%、
30代後半(35歳から39歳)では男性14.2%・女性6.6%でしたが、
30年後の2015年では30代前半(30歳から34歳)の未婚率は男性47.1%・女性34.6%、
30代後半(35歳から39歳)では男性35.0%・女性23.9%と2〜3倍に増えています。

本日は高年収なのに婚活がうまく行かない人々に焦点を当てて見たいと思います。

年収1000万超クラスでも婚活がうまく行かない人

新聞を読む男性の手元

内閣府は少子化を大変問題に思っており、未婚化の進行について経時的に統計を取っています。
未婚化や晩婚化が進行がすると少子化も進行して、その結果第1子出産年齢の上昇、長時間労働、子育てをする人が孤立感を感じることも多くなり負担感も増加することなど、様々な要因が複雑に絡み合って問題も多様化していきます。

年々増加する未婚率や少子化などきめ細かい対策を網羅的に推進することが重要です、と内閣府はまとめています。
統計的には未婚率は増えていますが、世間的には未婚であることをバッドステータスと思う人はまだまだ多いようです。
若いうちは一人でいても周囲の人間関係や仕事などで寂しさを感じる時間もないのかもしれませんが、年齢を重ねて落ち着いてくるとくると一人でいることが寂しく感じパートナーを求めるようになったり、周りの友達などがみんな結婚して「自分も結婚しないと」と焦ってしまい婚活を始めたりする人もいます。

そんななか、アラフォー世代やアラフィフ世代で未婚であると、
「結婚していないのは、何かその人に問題があってしていないのでは?」
と勘繰られてしまい余計結婚が遠のいてしまうこともあります。

「結婚はするもの」というのが大多数の意見で、「未婚である」というマイナスのレッテル貼りは少なからず存在します。
そのため、今回のブログ記事のテーマである「年収1000万超クラスの人が婚活してもうまくいかない」という事態が起こります。

女性から見れば、ハイステータスの代名詞「年収1000万円」、社会的地位もあり生活水準も高く結婚したら自分のやりたいこともできて、きっと華やかな生活を送れるだろうと思い、喉から手が出るほどお付き合いしたい相手なのではないでしょうか?
そんな年収1000万円超の男性も婚活を始めてもうまくいかない人がいます。

自分に近付く女性は金目当てかと疑心暗鬼になる

山の上から曇った景色を見る男性様々な方の体験談を聞いていると、若いうちはお金はたくさんあり遊びたい年ごろだったからその場限りの関係の女性はたくさんいましたが、落ち着いて婚活を始めると近づいてくる女性が自分の金目当てではないかと疑ってしまい、どこか積極的にアプローチできなくなってしまったという人もいました。

この方は、誰もが知っている大手IT企業に勤め、高級マンションも所有している方ですが、それらのステータスが自分の中の欠点に思えてきてしまったそうです。

お見合いなどで真っ先に収入のことを聞かれると、また金目当てか…と思ってしまうようになってしまった感じて冷めてしまうようになってしまい婚活がうまくいかなくなっていました。
上で紹介した方のように、言い寄ってくる女性が金目当てと思い疑心暗鬼になっている心を利用されてしまったケースもありました。
難関大学に合格後、海外留学も経験し、就職先は超王手の不動産会社という現在40代の男性はリーマンショックの時に精神的に追い詰められてもうどうにもならないという非常につらい経験をしました。

同僚の方ももっと悲惨な目に合ったりするなか、乗り越えていった人たちは家族が支えになったと口々に言うのを聞いて自分も結婚して温かい家庭を築きたいと思うようになったと語っています。

しかし、やはりこの方も高収入の独身男性の陥る「近づく女性はみんな自分の金目当て」という疑心暗鬼にとらわれていました。
友人から紹介される女性や、結婚相談所でマッチングした女性もすべてそう思えてしまい婚活で思うような成果をあげられず焦っていました。

そんな中、「あなたのお金には全く興味がないの、あなたと言う人が好きになりました」という女性が現れ思わず心惹かれてしまい結婚まで考えました。
婚約し結婚式直前になって、態度がおかしいので色々調べてみると多額の借金があったり、初婚と言ってたのに子持ちであることが発覚したりととんでもない結婚詐欺にあっていたことが分かりました。

当然婚約解消となりましたが、ショックで女性不信になってしまいこの方は今でも未婚だそうです。

コンサルティング会社の経営者の方は、講師業なども行い年収2000万円を超えクルーザーや別荘なども所有する方で、仕事で知り合ったハイキャリアの彼女とも同棲しており公私共にいい流れありました。
周りからもお似合いのカップルと言われ結婚も意識するようになりました。

しかし、結婚を意識したのは男性だけで、彼女は婚姻関係を結ぶ気はありませんでした。
仕事を続け専業主婦にも母にもなりたくなくて、あくまでも「パートナー」という立ち位置が良いのでした。
男性の「奥さんには家に入って子供のいる暖かい家庭を築いていきたい」という結婚観は受け入れてもらえず、幾度の話し合いは平行線をたどり同棲解消となりました。

まずは心の傷を癒して婚活にトライする

今回は3つの例を紹介しましたが、エリート独特の悩みである、女性が自分のステータスにしか興味を持ってもらえないのではないか、という思いは婚活の障害としてはかなり大きいと思います。

知人の紹介・合コンや、街コンや婚活イベントなどの誰でも気軽に参加できるオープンな企画、無料のサービスや無料の婚活マッチングサイトやアプリでは、残念ながら一定数そういった考えの女性もいるようです。
なので、出会いを求める場合もしっかりとした考えの人が多いようなクローズドで身元のハッキリわかるハイステータス専用のイベントを選ぶと良いでしょう。

また、登録に高額な費用と事前審査が必要な結婚相談所では、そういった考えの方は少ないですし、専門のカウンセラーが付きますので婚活する上でのマインドセットも行うところもあります。
誠意のあるお付き合いを望む人やハイステータスだけど婚活に悩む方は結婚相談所に入会するのも結婚への近道になるかもしれません。
男女共に価値観の多様化で結婚に関する選択肢も増えました。

それは価値観が細分化したということでもあります。
また、それに伴いなかなか自分と合う価値観の人と巡り合うのも難しくなっているかもしれません。
とくに年収1000万円超の高年収の方は、出会いの場も人も限られてしまうため思い描くような素敵な方に出会うのも大変かもしれません。
このような経験をされた男性は人間性に全く問題なくとても魅力的にもかかわらず、結婚したくても結婚できずいる場合があります。

価値観がマッチし生涯を友しようと思える女性と出会えれば心の傷もいえますが、なかなかそうもいきません。
心に傷を負ったまま婚活してもうまくいかないことが多いと思います。

そのままの状態でアラフォー、アラフィフを迎えてしまうと、冒頭でも書きましたが、何か人間性に問題があってお付き合いがうまくいかないんじゃないかと勘繰られてしまい、余計結婚が遠のいてしまう可能性もあります。
そういった方の婚活の第一歩は心の傷をいやすことから始めましょう。
トラウマにも近い心の傷は専門のカウンセラーに相談するのが良いと思います。

年収1000万円越えでも婚活がうまくいかないエリート独特の悩み まとめ

浜辺に座るカップルたしかに未婚であることは年齢を重ねれば重ねるほどマイノリティーではあります。
結婚相談所のブログで書くことではないかもしれませんが、結婚しなくてもイキイキと充実した生活を送っている方も多くいます。

未婚率こそ上がっていますが、価値観の多様化によって新たなスタイルの結婚も認められるようにもなってきています。
未婚者にマイノリティーのレッテルを貼る人の価値観に振り回されずに、多様な価値観を認め合えるような方と婚活で出会い、交流していくことも大事なことだと言えます。

レッテルを貼られた時は、むしろいい機会ととらえ交流関係を見直して新しい環境に身を移すことも一つの選択です。
あなたがあなたらしく生きることが、一番魅力を発揮します。
魅力的なあなたを維持することで、きっと素敵な方と巡り合えるようになるでしょう。

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