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紅茶の入ったティーカップ

お見合いで好印象を残すには別れ際が大切です

お見合いは最初も肝心ですが、別れ際もまた同じようにとても大事です。
もし相手のことが気に入って、もう一度会いたい、会話したいと感じた時には、尚更自分を印象付けて是非再度お会いしたい、というお返事を頂かなくてはいけません。

素敵な残り香のように気になって仕方ない、もう一度会わずに終わればきっと後悔すると思ってもらうことが大事です。
『好きになれるのかどうか分からないから再度会って確認する』
女性はそれでも後から盛り上がることもありますが、男性側がそれでは成婚に至ることは難しいのです。

ほとんどの男性はお見合いの時に相手をかなりジャッジしていると常々感じています。
いわゆる、お見合い初日の一目惚れが多いのです。
婚活は言わずと知れた結婚が目標ですから、お見合い時からこの女性を妻としたらきっと想像通り、あるいはそれ以上の夫婦になれると想像させワクワクさせることが大切です。

女性も意識はするのですが、異性から強く求められたいという願望が男性より強いため、どちらかと言えば最初は他力本願的な考えを持ち易いのです。
男性が強く求めてくれたら安心して好きになれば良いというような。
反面、男性は自分から追い求めた相手をこそ落としたいという願望が強いことが性差としてあります。

ここを上手に利用しなければ最終目標の結婚には至りません。
では女性は、上手く別れ際の演出をすることで、強く離れがたい印象を残すことは可能なのでしょうか。

お見合いで強く好印象を残すために

紅茶の入ったティーカップ

お見合いで話が弾み、とても良い楽しい時間が過ごせたとしても別れ際がダメだったら後味が悪いのです。
例えば、笑顔が素敵な人だなと好印象だったのに、笑顔から真顔に戻る速度があまりに早く、笑顔と真顔にギャップがあり過ぎると人は大変違和感を覚えます。

あれ、この人は裏表があるのではないか、二面性があるのではないかと、チクっと心に棘が刺さってしまいます。
だからゆっくりと笑顔から通常の顔に戻すことが大事なのですが、別れ際も同じく今までの楽しかった時間の余韻を残して終われるようにしなければいけません。

最後が一番肝心なのです。
最初のご挨拶はきっと皆さんも考えて、時には流れを練習してからお見合いに出かけることと思います。
それと同じくらい、あるいはそれ以上に別れ際の挨拶はしっかりとお考えになって出向き、そして実践してください。
どんな別れ際が好印象だったのか、実際の会員様たちの実例からお伝えしてみたいと思います。

お茶代のお礼の気持ちを込めてささやかなお菓子などお渡しする女性

色とりどりのマカロン

手作りのお菓子はもらって嬉しい方と、まだ親しくない時は遠慮したいと仰る方がいます。
ですから、無難なのは市販のもので気の利いた上品で甘すぎないお菓子です。

男性でもお好きな方が多いのではないかと私が思うのは、以前会員様からいただいてハマったことのあるリベルターブルの黒トリュフとシェーブルチーズ(山羊のチーズ)の、少し塩味の効いたマドレーヌです。

ワインなどお酒にも合うこちらのお菓子は、本当に絶品ですのでお試しください。

ポチ袋に少額入れて次のデートの時の足しにしてくださいと渡す女性

ハートを添えた封筒

こちらは他社の女性の例なのですが、気遣いのある高度な技だと感心しました。
男性がよくお茶代や食事代を奢らないと槍玉に挙げられますが、女性もこの人はと思う人には投資しても良いですね。
投資といっても千円〜二千円くらいなら安いものです。
ポイントは綺麗で印象的なポチ袋を用意することでしょうか。

次のデートということで気持ちも伝わりますし、もし交際成立しなかった際はご自分のお茶代を支払ったということで納得できますね。
女性の中に自分のお茶代は自分で出したいと思っている方がいれば、レジやその後にお金をジャラジャラするよりこちらの方がスマートです。

もし男性が受け取ってくださらなければ、それはそれで有難く引っ込めて良いと思います。
女性から追いかけてはいけないと常々書かせて頂いていますが、それは交際が始まってからの話であって最初は多くのライバルの中から選ばれるために、若干積極的に出ることは大切だと思います。

次回のお茶代は私に出させてくださいと伝える

品物やお金はお渡ししませんが次回があるという前提でお話するため、男性側に私のお返事はOKだと安心していただくことが出来、相手も良いお返事が出し易くなります。

もちろん、これだけでお断りだったものが交際希望にはならないかもしれませんが、最後のひと押しにはなるかと思います。
そして大事なことは、この一言でこちらが主導権を握れることです。
いわゆる少々の思わせぶりが出来るということは、こちら側が有利だからこそでできること。

女性は本気で好きになってしまうと、思わせぶりが出来なくなります。
一つ注意していただきたいのは、この言葉をお伝えする時は、必ず交際を希望する相手にだけと限定してください。
もしお断りする相手にこの言葉を伝えていたら、常識を疑われてしまっても仕方がないと思います。

ありがとうの言葉と笑顔はセットで忘れずに

そして、何より一番大切なことはお礼の言葉と笑顔です。
最初にご挨拶した時以上に親しみを込めたお礼と笑顔を忘れないことです。
一時間から一時間半程、自分のために貴重な時間を割いてくださった相手にはやはり感謝ですものね。

お礼は相手に聞こえなければ意味がありません。
しっかりと滑舌よく相手の目を見ながら伝えましょう。
お礼を言いながらお辞儀をしてはいけませんよ。
お礼を言い終えてからお辞儀です。

お見合いは別れ際が大切のまとめ

本のしおりとハートの絵

よくいただくご質問に、ホテルのラウンジでお見合いが終わり駅まで一緒に帰りませんか、と誘われた時にどうすれば良いですか、ということがあります。
別れがたいから誘ってくださっているのだろうと思いますので、ご自分がそうしたいと思ったらご一緒してください。
ただし、駅までご一緒しても必ずしも交際希望のお返事があるとは限りません。

もし、お断りしたいと思っている方にお誘いを受けたら、トイレに寄りたいのでなどとやんわりお断りしてください。
この帰り道をご一緒することは、面と向かっていた時より緊張が解け、お見合いの時に出せなかった自分の良い部分が出せる可能性もありますが、反対にくだけ過ぎると逆効果にもなります。

自分に対して持っていただきたいイメージは最初から最後まで崩さないことで、安心感を相手に与えることが出来ます。
安心感、安定感は結婚相手として男性が女性に求める重要な部分です。
次回のお見合い、是非頑張ってください。

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